1.露出とは?
露出とは?
露出とは、デジカメに適切な光の量を取り込んであげることで、
絞りと
シャッタースピードと
ISOによって決定されます。
よく露出のたとえで使われるのが水道です。コップに一杯の水をためるのが適正露出だとして、水が光、絞りが蛇口、蛇口を開ける時間がシャッタースピード、コップの大きさがISOに例えられます。
コップの大きさ(ISO)が一定であれば、蛇口をちょっとしか開けなければ長い時間開けておかないといけませんし、逆に蛇口をたくさん開ければ空けている時間は短くて済みます。これは絞りとシャッタースピードの関係と同じです。
絞り小、シャッタースピード大のイメージ |
絞り大、シャッタースピード小のイメージ |
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また、コップの大きさをISOに例えましたが、コップが小さくなる(ISOが高くなる)と少ない量の水(光)でいっぱいになるということです。
ISOが低いイメージ |
ISOが高いイメージ |
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光の量が多すぎると、写真が明るくなりすぎ白っぽくなります。逆に光の量が不足すると、写真は暗くなり黒っぽくなります。デジカメで写真を撮ったことがある人であれば、どちらも経験があるんじゃないでしょうか?
こういう失敗をしないように絞りとシャッタースピード、ISOを設定してあげる必要があります。
露出の補正
ガンプラ撮影でも露出を適正にする必要があり、そのためにはシャッタースピードや絞りを設定しなければなりませんが、そのためにマニュアルモードが付いた自分で絞りやシャッタースピードを設定することができる機種が必要で、コンパクトデジカメではマニュアルモードが付いていない機種がほとんどだと思います。
しかし、コンパクトデジカメでも露出を調整することができます。それが露出補正機能です。
露出補正機能はコンパクトデジカメでもほとんど付いていますので、ガンプラ撮影でありがちな露出不足を調整することができます。
露出補正機能はデジカメが自動で決定した露出を調整する機能で、最近では1/3段階刻みで調整できる機種が多いようです。明るすぎればマイナス、暗すぎればプラスにするといいですよ。
露出はデジカメの基本です。デジカメの設定や照明などの機材をいろいろ試しながら1番きれいに見える設定を探してみてください。