2.ガンプラ撮影でのポイント
機材も揃ったところですが、ガンプラ撮影ではきれいなガンプラ写真を撮るためのいくつかのポイントがあります。
撮影場所の注意点
ガンプラの撮影場所はどこでも構いませんが、昼間であれば窓、夜間であれば部屋の照明に気をつけてください。部屋の照明やスタンドに比べて太陽光はとても明るい光なので上手に使うと便利ですが、下手をすると影ができてある部分が暗くなったりします。もし太陽光が強く当たりすぎる場合はカーテンを閉めたり場所を変えてください。
また、部屋の照明は太陽光ほどではありませんが、ある程度の明るさがあるので太陽光と同じように気をつけてください。
太陽光や部屋の照明がガンプラにどのように当たるのかを見てからスタンドなどの補助光やレフ板で明るさを調整すると照明のセッティングなどが楽になります。。
撮影場所は床の上ではなく、テーブルなどの上にしておくと下からのアングルの撮影が楽にできます。
撮影の基本
ガンプラ撮影の基本は
- ISOはできるだけ低く
- フラッシュはオフ
- 三脚を使う
- セルフタイマーを使う
- 近づいたらマクロ撮影モード
です。
- ISO感度はできるだけ低く
ISO感度を上げると暗いところでも撮影できますが、画像にノイズが入ってざらついた感じ写真になってしまいます。機種や個人の感覚で違いますが、できるだけISO感度は下げて設定した方がきれいな写真が撮れます。
- フラッシュはオフ
ガンプラ撮影でフラッシュを使わないのは、ガンプラ撮影では被写体にかなりよって撮影することが多く、フラッシュを使うとフラッシュの光が強すぎて白とび(フラッシュの当たった部分が白くなる現象)が起きてしまうからです。
- 三脚を使う
上に書いた理由でガンプラ撮影ではフラッシュを基本的に使いません。そうなると屋外で撮影するなら別ですが、屋内で撮影すると明るさが足りずシャッタースピードが遅くなり、手ブレしやすくなりますので三脚を使います。
- セルフタイマーを使う
セルフタイマーを使うのは、三脚を使ってもシャッターを押す時にシャッターを押す力でカメラがぶれてしまうことがあるからです。記念写真の時なんかにカメラマンがよく使うレリーズが使用できればそれで構いませんが、コンパクトデジカメではレリーズを使用できない機種がほとんどなので、セルフタイマーを使用します。
- 近づいたらマクロ撮影モード
マクロ撮影モードは通常の撮影モードではピントの合わないような被写体に近い距離でもピントが合うので、より被写体によって撮影することができます。写真の構図によっては使わなくてもいい機能ですが、やはりガンプラでは上半身や自分の気に入っている箇所のアップを撮りたいので、ガンプラに寄って撮影する場合はマクロモードにします。
どんどん撮影しましょう
写真の初心者の方にありがちですが、撮影に慣れないと撮影の枚数が少なめになります。撮影枚数が少ないと失敗した時に取り直したりしないといけないので大変です。せっかくデジカメを使っているので、失敗を怖がらずどんどん写真を撮りましょう。
たくさん失敗することで写真は上手になります。