1.ガンプラ撮影に必要な機材
せっかくガンプラをきれいに作ってネットに公開しても、写真がきれいに撮影できなければ、作品の良さを十分に伝えることができません。
ガンプラ写真はデジカメさえあれば手軽に撮影することができます。しかし、写真をきれいに撮影するには、どうしてもある程度機材が必要になります。きれいなガンプラ写真を撮影するためには次のようなものがあると便利です。
デジカメ
言わずと知れたデジカメです。A4以上で印刷するなら話は別ですが、ネットで公開するだけならそれほど画素数の多いデジカメは必要ありません。逆に高画素だと画像データの容量が大きくなるので、圧縮やリサイズなどの作業が必要になります。
ガンプラ撮影のためのデジカメの選び方
- 100万画素以上
最近のデジカメ(トイカメラは除いて)の画素数は100万画素以上なので、画素数はそれほど気にしなくてもいいです。
- マクロ撮影モード
マクロ撮影モードを使うと、通常ではピントの合わないような近づいた距離でも撮影することができます。しかし、デジカメによってマクロ撮影の性能にかなり差があります。購入する際には、カタログや販売店で実際に撮影できる距離やピントの合うスピードなどを確かめることをおすすめします。
- セルフタイマー
セルフタイマーが付いているとデジカメを持たずに撮影でき、手ブレやシャッターを押す時にデジカメがぶれるのを防ぐことができます。トイカメラなどをのぞけば、ほぼ全てのデジカメに付いていると思います。
この他に本格的に撮影するのであれば、絞りやシャッタースピード、露出などを自由に調整できるマニュアルモードが充実しているデジカメがよいです。
三脚
ガンプラのような静物を撮る時は照明を当ててフラッシュを使わないのが基本です。しかし、晴れた屋外ならともかく室内の撮影でフラッシュを使わないとどうしても手ブレしやすくなるので、手ブレを防ぐために三脚が必要です。
値段はピンキリですが、自分の撮影条件に合わせて安いものでも十分です。
ガンプラ撮影のための三脚の選び方
- ある程度重さがある
デジカメの重さにもよりますが、あまり軽い三脚は撮影時にブレてしまうことがありますので、ある程度の重さのある三脚の方が撮影は楽にできます。
- 雲台
雲台とはカメラを固定するところの器具です。三脚によっては雲台が固定式のものがありますので、構図を自由に変えられる3way雲台か自由雲台のものを選んでください。
照明
デジタルだろうがアナログだろうがカメラが光を写す機械である以上、照明はとても大事です。ある意味デジカメより大事かも知れません。
太陽光でも撮影できますが、室内や夜間に撮影する場合には光量が足りませんので、照明が必要になります。
また、光源が複数あると陰影を調整できますので、撮影方法に幅が出ていろいろな写真を撮影することができます。
背景
ネットでガンプラなどを公開されている方の写真は背景が黒など1色でとてもきれいだと思ったことありませんか?これは1色の布や紙を背景に使っています。背景をちゃんと使うことで1ランク上の写真を撮るできます。
グラデーションペーパーなどの専用のものも売られていますが、模造紙やカーテンなどを使うだけでも全然違います。
レフ板
レフ板とは、光を反射されるための板です。レフ板の効果としては、より鮮やかに色を表現したり影を弱めたりすることができます。販売されているレフ板はたいてい白色と銀色が裏表になっています。
管理人は買うのはもったいないので、コピー用紙やアルミホイルを利用してます。ガンプラは被写体が小さめなのでこれで十分です。